研究課題/領域番号 |
17K10612
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
加藤 寛章 近畿大学, 医学部, 講師 (30460900)
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研究分担者 |
安田 卓司 近畿大学, 医学部, 教授 (10324782)
今本 治彦 近畿大学, 医学部, 教授 (80351609)
今野 元博 近畿大学, 大学病院, 教授 (00278681)
木村 豊 近畿大学, 医学部, 准教授 (80716994)
新海 政幸 近畿大学, 医学部, 講師 (80340793)
安田 篤 近畿大学, 医学部, 講師 (60351615)
白石 治 近畿大学, 医学部, 講師 (70388536)
岩間 密 近畿大学, 医学部, 講師 (20548648)
平木 洋子 近畿大学, 大学病院, 助教 (10709661)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 食道癌 / 手術 / 遊離癌細胞 / 食道標本 / 食道癌術中 / 術中 / 散布予防 / 遊離癌細胞散布 |
研究成果の概要 |
食道癌術中の胸部操作終了後~標本摘出までの間に食道をカバーした袋内に貯留した液中の悪性細胞の有無を検討し、63例中3例(4.8%)で食道標本からの遊離癌細胞が陽性(2例:細胞診陽性、1例はセルブロックのみ陽性)であった。食道癌術中の胸部操作終了後~標本摘出までの間に食道から遊離癌細胞が漏出することをはじめて明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で、食道癌術中の胸部操作終了後~標本摘出までの間に食道から遊離癌細胞が漏出することをはじめて明らかにした。また食道標本にカバー袋をすることにより、胸腔内への散布が予防できることが明らかになった。食道カバーによる胸膜播種予防効果、予後改善効果は不明ではあるものの、漏出する症例があることが判明したことより、胸部操作終了時に食道にカバーをし、散布予防に努めるべきと考える。
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