研究課題/領域番号 |
17K10613
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 川崎医科大学 |
研究代表者 |
上野 富雄 川崎医科大学, 医学部, 教授 (70284255)
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研究分担者 |
吉村 清 国立研究開発法人国立がん研究センター, 中央病院, 医長 (30346564)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ADCC / NK細胞 / HER2 / 胃癌 / ADCC活性 / 免疫療法 / 胃がん / 抗体依存性細胞障害 / 抗Her2抗体 / 人工知能 |
研究成果の概要 |
本研究では、NK細胞の固形がんに対する抗体依存性細胞障害を妨げている要因を明らかにし、抗体療法の効果を上げることを目的とした。方法としては、がん遺伝子であるHER2に着目し、HER2に結合する抗HER2抗体を添加してNK細胞とヒト胃がん・乳がん細胞株を培養、NK細胞の細胞傷害活性を観察した。また、NK細胞・ヒト胃がん・乳がん細胞株の表面に発現しているタンパク質を探索した。その結果、HER2を細胞表面に発現しているがん細胞株はNK細胞による抗体依存性細胞障害が働いている可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
固形がんに対するNK細胞浸潤能向上のための、基礎データとなる。
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