研究課題/領域番号 |
17K10627
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
|
研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
倉地 清隆 浜松医科大学, 医学部, 助教 (20397384)
|
研究分担者 |
今野 弘之 浜松医科大学, 医学部, 学長 (00138033)
山本 真義 浜松医科大学, 医学部, 助教 (70397420)
原田 岳 浜松医科大学, 医学部附属病院, 診療助教 (00537251)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 炎症性腸疾患 / 発癌 / 腸内細菌 / 炎症性発癌 / dysbiosis / 潰瘍性大腸炎 / クローン病 / CAC / 消化器外科学 / 小腸大腸肛門外科学 |
研究成果の概要 |
過去の手術症例において,当時の切除検体保存状態が想定以上に悪く,DNAのクオリティが悪い症例は除外する必要があった.そのため,目標症例数に到達することができなかった.また次世代シークエンサーのデータからは,癌を伴わないIBD症例とCAC症例の腸内細菌叢の構成成分の相違が明らかとならず,CAC症例に特異的にみられる細菌種は同定されなかった.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
CAC症例は増加傾向にあり,その発癌メカニズム解明と予防法の確立はIBD患者の予後向上のための喫緊の課題である.現在のところCAC特異的な腸内細菌叢の変化,およびMetaboliteの変化は同定することができていないが,脂質代謝変化などの興味深い知見は得られているため,今後もさらに解析を続けていく予定である.
|