研究課題
基盤研究(C)
RAS野生型の切除不能進行再発大腸癌治療において重要な治療薬である、抗EGFR抗体薬に対する獲得耐性の原因にはRASシグナルカスケードに関与する遺伝子群における獲得体細胞変異が報告されている。しかしながら、これらはNGSを用い探索を行なっても、獲得耐性を呈する患者の半数ほどにしか認めない。我々は、これら報告を鑑み、RASシグナルカスケード下流に位置する遺伝子群にける遺伝子変異ではない、DNAのメチル化異常を中心としたepigenetic変異が原因であることを想定し、それらepigenetic変異を同定する為に、独立した臨床試験の検体合計55症例が収集され、解析及び追跡中である。
RAS野生型の切除不能進行再発大腸癌治療において、抗EGFR抗体薬は最も有用な治療薬の1つであるが、獲得耐性の為にその効果は一時的である。この獲得耐性の機序を解明することは、大腸癌予後延長につながりうる。
すべて 2020 2019 2018 2017
すべて 雑誌論文 (9件) (うち国際共著 6件、 査読あり 9件、 オープンアクセス 9件) 学会発表 (30件) (うち国際学会 7件)
Oncology Letters
巻: 19(4) ページ: 2685-2694
10.3892/ol.2020.11365
Int J Clin Oncol
巻: 24(10) 号: 10 ページ: 1223-1230
10.1007/s10147-019-01473-3
家族性腫瘍
巻: 19 号: 2 ページ: 77-82
10.18976/jsft.19.2_77
130007803646
Cancer Lett
巻: 444 ページ: 127-135
10.1016/j.canlet.2018.12.009
Liver Cancer
巻: none 号: 4 ページ: 1-16
10.1159/000490806
Oncotarget
巻: 27;9(23) 号: 23 ページ: 16477-16488
10.18632/oncotarget.24735
J Transl Med.
巻: 16 号: 1 ページ: 5-5
10.1186/s12967-017-1376-4
BMJ Open Gastroenterol.
巻: 3;4(1) 号: 1 ページ: e000146-e000146
10.1136/bmjgast-2017-000146
Acta Med Okayama
巻: 71(5) ページ: 381-390
10.3892/ol.2017.7553
120006352357