研究課題/領域番号 |
17K10651
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
岡林 剛史 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (00338063)
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研究分担者 |
長谷川 博俊 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師(非常勤) (00218455)
鶴田 雅士 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (00348666)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 大腸癌 / 発がん / 肥満 / ADAM17 / TNF-α / 癌 / 発癌 |
研究成果の概要 |
高脂肪食を摂食した肥満マウスでは、大腸粘膜におけるADAM17の発現が亢進していた。さらに、ADAM17を不活化させるChemokine ligand 14(CXCL14)の発現が、肥満マウスで低下していた。肥満環境下ではADAM17の上流に位置するCXCL14の活性が低下することでADAM17の発現が亢進し、肥満関連cytokineの一種であるTNF-αの活性化から発がんにつながっていると考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
肥満関連cytokineの一種であるTNF-αが、大腸がんの発がんに深くかかわっていることは知られていたが、そのメカニズムについては不明な点が多かった。本研究の結果から、肥満環境下ではADAM17の上流に位置するCXCL14の活性が低下することでADAM17の発現が亢進し、結果的にTNF-αの活性化につながるメカニズムが明らかとなった。この結果は肥満関連大腸がんの予防や治療につながる有用な知見であると考えられた。
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