研究課題/領域番号 |
17K10663
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
中野 麻恵 新潟大学, 医歯学総合病院, 特任助教 (20790281)
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研究分担者 |
亀山 仁史 新潟大学, 医歯学総合研究科, 客員研究員 (40626420)
松田 康伸 新潟大学, 医歯学系, 准教授 (40334669)
坂田 純 新潟大学, 医歯学系, 講師 (70447605)
小林 隆 新潟大学, 医歯学系, 准教授 (40464010)
若井 俊文 新潟大学, 医歯学系, 教授 (50372470)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 大腸癌肝転移 / NQO1 / 薬剤抵抗性 / 薬物療法抵抗性 / 肝臓外科学 / 薬物療法効果予測 |
研究成果の概要 |
NQO1は生体内におけるストレス環境下で発現が亢進する抗酸化ストレス蛋白質である。 大腸癌肝転移においてNQO1発現が術前化学療法の効果と予後にどのように影響をおよぼすかについて研究した。 本研究では、当院で手術を受けた大腸癌肝転移患者の切除標本に対して、モノクローナル抗体を用いた免疫組織化学を行い、NQO1の発現を解析した。 NQO1発現のある患者の予後は悪く、NQO1遺伝子多型のある患者は遺伝子多型のない患者より化学療法の効果があった。 NQO1の発現パターンは、予後や化学療法の治療効果を予測できると考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
大腸癌の既存のバイオマーカーであるRAS/BRAF変異に加え、大腸癌のNQO1発現や遺伝子多型を評価することにより、大腸癌肝転移に対する術前化学療法の効果予測が可能となり、薬物療法効果予測を基盤とした新しい治療戦略が構築できうると言える。
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