研究課題/領域番号 |
17K10665
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
小林 聡 信州大学, 学術研究院医学系, 准教授 (90334903)
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研究分担者 |
清水 明 信州大学, 学術研究院医学系(医学部附属病院), 講師 (00447773)
本山 博章 信州大学, 学術研究院医学系(医学部附属病院), 助教 (20569587)
宮川 眞一 信州大学, 医学部, 特任教授 (80229806)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 組織特異的幹細胞 / 分化転換 / 液性因子 / 肝組織内在性幹細胞 / 臓器特異的幹細胞 / 外科 |
研究成果の概要 |
我々は当初,我々が独自に樹立した肝組織内在性幹細胞を用いて,signal sequence trap法により特異的細胞表面マーカーを同定し効率的な肝組織からのcell sortingを企図したが,特異的マーカーの同定に至らなかった.このため当初研究計画に盛り込んでいた,肝由来細胞の膵内分泌細胞への可塑性検討を進めることとした. この検討では,膵臓特異的転写因子を異所性発現させ分化転換が惹起された細胞に対し,特定の液性因子(N2サプリメント,GLP-1 receptor agonist, notch阻害剤, TGF-β阻害剤)を付与することにより,分化転換細胞の機能的成熟が促されることを示した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回の知見は分化転換細胞の機能的成熟を促進する特定の物質が存在することを示唆するものであり,糖尿病を含めた再生医療における新たなアプローチを提示するものであると考えられた.
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