研究課題/領域番号 |
17K10666
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
岩城 孝行 浜松医科大学, 医学部, 准教授 (70509463)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | LDL / apoB100 / Macrophage / Foam cell / NASH / Fibrosis / 線溶因子 / ヒト型高脂血症 / 四塩化炭素 / BCG / マクロファージ / 組織線溶 |
研究成果の概要 |
自然発症動脈硬化モデルであるL-/-/A-/-マウスを用いてNASHモデルを作製することで、LDL高値を示し、線維化も顕著に促進することが確認された。通常のマウスではリポタンパク分画としてLDL分画がほとんど認められないため、LDLによるNASH病態への影響を評価することが可能になった。今後はLDLにより修飾される細胞、とりわけマクロファージに対する影響を凝固線溶因子と絡めて評価していく予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回作製したNASHモデルは顕著な高LDL血症を示す実験モデルであり、従来のモデルでは評価できないLDLによる病態への影響を評価することが可能となっている。今後NASHにおけるLDLコレステロールの影響に関して本モデルを用いて研究することで、現在有効な治療薬が存在しないNASHにおける有望な治療薬が開発される可能性がある。
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