研究課題/領域番号 |
17K10686
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
青木 豪 東北大学, 大学病院, 助教 (10636955)
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研究分担者 |
坂田 直昭 福岡大学, 医学部, 准教授 (50431565)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 膵神経内分泌腫瘍 / インスリノーマ / プロゲステロン受容体 / 希少疾患 / IPNB / SSTR2 / 免疫染色 / pNET / インスリン |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、インスリノーマにおけるプロゲステロン受容体発現の意義を多角的に解析し、これを標的とする新たな治療法の確立するための基盤を構築することにある。本研究の結果を投稿し、Journal of Steroid Biochemistry and Molecular Biologyに投稿しacceptされた。また、同じように希少疾患であるIPNBの病態についても同時に検討。type1とtype2に分けられるこの疾患の遺伝的、病理学的、臨床的特徴を明らかにすべく研究を行なった。この結果に関しても論文化し、投稿。The Journal of Pathologyに掲載された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
膵神経内分泌腫瘍は希少疾患であるが、増加傾向にある。機能性の特徴を持つ中で最も多いインスリノーマに着目し、プロゲステロン受容体の発現パターンを調べることにより、新たなインスリノーマの特徴を示すことができた。本研究中には成し遂げられなかったものの、今後インスリノーマに対する治療法を検討するにあたり、ホルモナールな特徴が大きな役割を担う可能性は十分にあると思われた。 また、IPNBに関しても、未だ知られていない特徴を、遺伝的、病理学的、臨床的な側面から知らしめることができた。 今後さらなる臨床経験をもとに、正確な病態把握と、それに対する治療方針決定に役立つと考えている。
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