研究課題/領域番号 |
17K10691
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
石川 博補 新潟大学, 医歯学総合研究科, 客員研究員 (80769399)
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研究分担者 |
小林 隆 新潟大学, 医歯学系, 准教授 (40464010)
若井 俊文 新潟大学, 医歯学系, 教授 (50372470)
坂田 純 新潟大学, 医歯学系, 講師 (70447605)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | γH2AX / 53BP1 / 胆管癌 / 生検 / 診断 / 蛍光二重免疫染色 / 免疫組織化学 / 胆管生検試料 |
研究成果の概要 |
胆管上皮の組織生検材料は、サイズが非常に小さいことや、胆管炎による影響により、良悪性判定が困難となる場合がある。本研究では、胆管生検組織を用いた免疫組織化学において、focal staining patternを呈する核内γH2AX(DNA損傷マーカー)発現は、胆管生検における癌・非癌を鑑別する有用なマーカーになる可能性が示唆された。また、胆管生検組織を用いた二重蛍光免疫組織染色により、γH2AXおよび53BP1(DNA損傷修復因子)の核内共局在率は、胆管生検試料の組織学的良・悪性鑑別に有用である可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
胆管上皮の組織生検材料は、サイズが非常に小さいことや、胆管炎による影響により、組織学的な良悪性判定が困難となる場合がある。我々は、胆管上皮の組織生検材料に対して免疫組織化学および二重蛍光免疫組織染色を行い、癌・非癌を鑑別するための新たな病理組織学的評価方法の一つを提示できたと考える。
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