研究課題/領域番号 |
17K10731
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
心臓血管外科学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
桂 春作 山口大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (40457304)
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研究分担者 |
佐村 誠 山口大学, 医学部附属病院, 診療助教(4日/週) (30773402)
濱野 公一 山口大学, 大学院医学系研究科, 教授 (60263787)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 動物モデル / 重症下肢虚血 / 血管新生療法 / 末梢血単核球 / 細胞移植治療 / 低酸素プレコンディショニング / 細胞移植療法 |
研究成果の概要 |
新規治療の開発には、患者の背景疾患を反映した動物モデルが必要である。動脈硬化など様々な疾患が原因となり、重症下肢虚血が引き起こされる。重症下肢虚血に対しては、細胞移植治療が研究されている。しかし、背景疾患を反映した動物モデルを重症下肢虚血の細胞移植治療に使用している研究は、ほとんど報告されていない。動脈硬化モデルの心臓や大動脈を観察した報告はあるが、下肢を観察した研究は報告されていない。本研究では、動脈硬化モデルの下肢の血管を観察することにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
様々な背景疾患により引き起こされる重症下肢虚血に対しては、細胞移植治療が研究開発され、臨床研究も行われているが、治療効果は限定的である。その理由の一つは、患者の背景疾患を反映した動物モデルが存在しないためである。そのため、動物モデルでは治療効果が観察されるが、実臨床では治療効果が限定的となると考えられる。本研究は、これまでよりも、患者の背景疾患を反映した動物モデルの作製を目指した研究であり、この動物モデルを利用することで、これまでよりも治療効果の高い治療法の開発に寄与することが期待される。
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