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プレコンディショニング効果におけるアクアポリン7欠損の影響

研究課題

研究課題/領域番号 17K10740
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 心臓血管外科学
研究機関日本医科大学

研究代表者

太田 恵介  日本医科大学, 医学部, 助教 (10787534)

研究分担者 藤井 正大  日本医科大学, 医学部, 准教授 (60297926)
別所 竜蔵  日本医科大学, 医学部, 准教授 (60281432)
網谷 亮輔  日本医科大学, 医学部, 研究生 (30763594)
丸山 雄二  日本医科大学, 医学部, 講師 (50328837)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
キーワードAQP7 / preconditioning / プレコンディショニング / アクアポリン / アクアポリン7 / 心筋保護
研究成果の概要

虚血性プレコンディショニング(IPC)の研究では(3分虚血+5分再灌流)×2サイクルをIPCマナーの条件として採用した。野生型 (WT)とAQP7ノックアウト(KO)マウスから摘出した心臓をランゲンドルフ灌流装置にセットして、25分単純虚血に対する心筋保護効果を検討した。WTのマウスではコントロール群に対しIPC群は改善効果を認めたが、AQP7KOマウスでは差を認めなかった。薬剤性プレコンディショニング(PPC)の研究ではニコランジル(100µM)を虚血前投与した。WT、AQP7KOマウスともにコントロール群に対しPPC群は改善効果を認めた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

アクアポリン7は心筋に発現し水とグリセロールのチャンネルとして機能しており、エネルギー代謝に関与していると考えられている。プレコンディショニングとは、短時間の心筋虚血や薬剤投与が先行することによって心筋が虚血耐性を獲得し、引き続く長時間虚血による心筋障害が軽減する現象のことであるが、本研究では短時間虚血により惹起されるプレコンディショニングのカスケードとその下流にあるK+チャンネル開存によって惹起されるプレコンディショニングのカスケードの間にアクアポリン7が関与していることが示唆された。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2020

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] Experimental study on ischemic preconditioning and aquaporin 72020

    • 著者名/発表者名
      Masahiro Fujii
    • 学会等名
      Annual Meeting 2020 Society for Cardiothoracic Surgery in Great Britain & Ireland
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
    • 国際学会

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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