研究課題/領域番号 |
17K10751
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
心臓血管外科学
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
田中 宏樹 浜松医科大学, 医学部, 特任研究員 (50456563)
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研究分担者 |
鈴木 優子 浜松医科大学, 医学部, 准教授 (20345812)
浦野 哲盟 浜松医科大学, 医学部, 教授 (50193967)
佐野 秀人 浜松医科大学, 医学部, 助教 (80623842)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 腹部大動脈瘤 / 大動脈瘤 / モデル動物 / 生体イメージング / 心臓血管外科学 / 大血管外科学 |
研究成果の概要 |
申請者らは、大動脈壁の栄養血管であるVasa Vasorum(VV)の変性が、血管壁内の血流異常を引き起こし、腹部大動脈瘤(AAA)の発症・進展に関与することを示唆してきた。本研究では、“生きたまま”組織深層の観察が可能な2光子顕微鏡システムを利用し、マウスAAAの瘤壁内におけるVVの血流と、その変動に伴い病態に直結する炎症細胞や低酸素環境と思われる変化を可視化することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
血管壁を栄養する微細な血流が腹部大動脈瘤(AAA)の発症や進展に関与することをより強く立証した。現況ではAAAの進展を制御する薬物療法はないが、微細な組織の血流改善が薬物の開発(あるいは治療適応の拡大)が新たな治療ターゲットになる。
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