研究課題/領域番号 |
17K10757
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
心臓血管外科学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
内田 治仁 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 教授 (00550857)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 腹部大動脈瘤 / Vasohibin-2 |
研究成果の概要 |
血管新生制御因子Vasohibin-2が腹部大動脈瘤の発症・進展に与える影響について基礎的に検討をした。マウスにVasohibin-2を過剰発現させたマウスとコントロールマウスそれぞれに腹部大動脈瘤を惹起したところ、両群間で腹部大動脈瘤の発症・進展に有意な差を認めなかった。確認のため組織学的・分子生物学的な手法でタンパク発現などを検討したが、同様に両群間に有意な差を認めなかった。以上から、Vasohibin-2は腹部大動脈瘤の発症・進展には影響を与えないことが分かった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高齢化する日本社会において、大動脈瘤および解離は、死因の10位前後に毎年ランクインする大変重篤な疾患である。今後のますますの高齢化に伴い、患者数およびそれによる死亡数がさらに増加する可能性が高いため、大動脈瘤破裂による死亡回避のための新規治療開発が喫緊の課題である。今回Vasohibin-2という分子に着目し、腹部大動脈瘤の発症・進展に与える影響を様々に検討したが、残念ながらこの分子は、腹部大動脈瘤の発症・進展にあまり影響がないことがわかった。今後別の分子に着目した新たな治療戦略の開発が必要である。
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