研究課題/領域番号 |
17K10807
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
呼吸器外科学
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研究機関 | 独立行政法人国立病院機構東広島医療センター(臨床研究部) |
研究代表者 |
原田 洋明 独立行政法人国立病院機構東広島医療センター(臨床研究部), 診療部呼吸器外科, 呼吸器外科医師 (90573816)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | エピジェネティクス / 肺癌 / 分子マーカー / 遺伝子異常 / 口腔粘膜 / バイオマーカー / 外科 |
研究成果の概要 |
肺癌組織と同じく気道の組織であるが容易に採取可能な口腔粘膜を用いて遺伝子異常の網羅的解析を行い、肺がん発生高リスク群を低リスクで効率的に選定するバイオマーカーの確立を目指した。がん発生の主たるメカニズムであるエピジェネティックス異常について統合的に解析したところ、遺伝子異常の組み合わせが肺がん発生リスクを層別化しうる分子生物学的マーカーになりうる可能性について展望を開くことができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
肺がんの死亡率低下をもたらすが被爆リスクやコスト面、さらには偽陽性率の高さで問題を残すCT検診において、対象者とすべき肺がん発生高リスク群の選定が現在大きな課題である。 肺組織の採取に比べ口腔粘膜の採取は極めて容易で危険性も少ないため、口腔粘膜の解析による肺がん発生高リスク群の選出についてその可能性を示すことができた本研究は、今後社会全体として低リスク低コストである効率的な肺がん検診システムの構築に繋がる学術的・社会的な意義を有するものと考える。
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