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頭蓋内圧上昇環境でのクモ膜下出血による血管収縮機構への影響とその特異的機序解明

研究課題

研究課題/領域番号 17K10817
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 脳神経外科学
研究機関秋田大学

研究代表者

高橋 和孝  秋田大学, 医学部附属病院, 講師 (60321999)

研究分担者 清水 宏明  秋田大学, 医学系研究科, 教授 (20506638)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワードcerebral vasospasm / 脳血管攣縮 / クモ膜下血腫 / pressurized artery / クモ膜下出血 / 脳血管れん縮 / 脳圧亢進 / 脳神経疾患 / 脳血管障害 / くも膜下出血
研究成果の概要

クモ膜下出血によって発生する急激な頭蓋内圧亢進とそれにつづく亢進した環境が遅発性脳血管攣縮の促進因子として影響を及ぼしていると考え、頭蓋内圧上昇環境でのクモ膜下出血による血管収縮機構への影響について研究した。
ラット脳血管攣縮モデルで、pressurized artery 法を用いた生理的な環境下に血管反応性についての研究を計画した。脳圧亢進した生体疑似環境を温水槽(チャンバー)に作成し、ガラス管に連結した動物組織から採取した生理的な活性を有したラット血管を連結し、血管収縮性の評価を計画した。しかし、頭蓋内圧が亢進している状態が血管攣縮性の亢進に寄与する実験結果は得られなかった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

クモ膜下出血による頭蓋内圧上昇が血管リモデリングを誘導し、遅発性脳血管攣縮を発生させる促進因子として影響を与えているという仮説は証明できなかったものの、本仮説を証明することができれば、クモ膜下出血の治療ににおいて、脳動脈瘤破裂の治療とともに、頭蓋内圧をコントロールすることをターゲットにした治療に重きを置くことで予後改善に効果をもたらす可能性がある。
本研究については、生理的活性を保ちながら血管を採取・扱いやすい、長時間生理的活動性を維持できるように技術を改良するとともに恒温槽チャンバーを改良して、液体が蒸発しないように改良を行い、再挑戦したい。

報告書

(7件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2024-01-30  

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