研究課題/領域番号 |
17K10887
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
大石 誠 新潟大学, 脳研究所, 准教授 (00422593)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | optical imaging / human brain / monitoring / cortical activation / flavoprotein / epilepsy / neuronal activity / 脳外科手術 / 神経活動 / 蛍光イメージ / 術中支援 |
研究成果の概要 |
今回我々は脳表刺激によるヒト大脳皮質での賦活活動のフラビン蛍光法による可視化をはじめて成し遂げた.大脳皮質の活動の可視化は今後の脳機能の研究に大きな発展を及ぼす可能性があると考えている.今後,てんかん性自発放電や,さらに小さな大脳誘発電位など,観察の難易度が高そうなものにさらに応用してゆき,手術支援法としての確立に努めたい.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
脳神経外科の手術においてさらなる安全性と確実性を追求するために,脳機能および脳解剖の新規イメージング法や神経生理学的手法を用いたモニタリング法にこだわった新しい手術支援法の確立に常に取り組んできた.その中でも,術中の「神経活動領域の可視化」は,脳神経外科医にとって究極の手術支援方法となりうるが,未だかつて実現した報告はない.本研究は,実験レベルで特別な薬剤を使用せずに神経組織の活動時に自然発現するフラビン蛋白を特殊波長で蛍光観察するフラビン蛍光法をヒト大脳に応用し,新たな手術支援法として確立できないかチャレンジしたものである.
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