研究課題
基盤研究(C)
言語優位半球の補足運動野と言語野におよぶ病変を有する患者において、術中に皮質皮質間誘発電位を用いて接続を確認し、本手法が前頭葉内の接続性評価に使用可能であることを確認した。登録症例は伸び悩み、いまだ皮質皮質間の接続勾配及び機能局在の相関を十分な再現性を持って示すには至っておらず、引き続き症例蓄積中である。前頭葉内接続性と言語機能の解明について、機能的MRIの解析も並行して行い、こちらでは補足運動野の機能的MRIにおいて検出される活動性の側方性が、Wada testにおける言語有意半球側方性がよく相関することを明らかにし、学会で報告し、論文を執筆中である。
言語表出に関わると推定される前頭葉内の接続性を電気生理学的に評価する方法を確立したことは、今後の脳内ネットワーク解明の一助となると考えられるとともに、臨床の面からは信頼性の高い言語機能の一面の評価方法として、術中判断の材料となる可能性を有する。
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すべて 雑誌論文 (20件) (うち国際共著 4件、 査読あり 20件、 オープンアクセス 11件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (11件) (うち招待講演 5件)
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