研究課題/領域番号 |
17K10897
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
藤田 敦史 神戸大学, 医学部附属病院, 講師 (60379360)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 磁気共鳴画像 / 低侵襲治療 / カテーテル治療 / カテーテル / 磁気共鳴画像支援 / 血管内治療 / 被爆 / 放射線被爆 / 放射線治療 |
研究成果の概要 |
放射線被曝のない低侵襲治療を実現するために,磁気共鳴画像による誘導によりカテーテルを病変部位に到達させるための基礎的研究を行った.磁気共鳴画像によりマイクロコイルを装着した特殊カテーテルをX線透視を使用せずに目的血管に誘導するための至適撮像条件を調整し,コイルの熱発生に関する検討を行い,血管ファントムによる誘導実験を行った.我々の研究により,血管内治療に使用するカテーテルをリアルタイムに可視化追跡でき,カテーテルによる病変治療を安全に行うことが出来る可能性が示された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我々の研究により血管内治療を行うには不可避であった被爆を減らすことが出来る可能性を示すことができ,今後の低侵襲治療の広がりに貢献できる可能性を示した.これまで大血管に限ってなされて来た研究分野をより細い血管である中枢神経系の治療にまで広げたという意義は大きい.また,磁気共鳴画像による高速撮影の研究開発は,血管内治療時におけるX線透視画像の代用となるだけでなく,通常の診断撮影においても検査時間の短縮という点で医療に貢献できると考える.
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