研究課題/領域番号 |
17K10898
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
甲村 英二 神戸大学, 医学研究科, 教授 (30225388)
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研究分担者 |
篠山 隆司 神戸大学, 医学部附属病院, 講師 (10379399)
谷口 理章 神戸大学, 医学研究科, 准教授 (60346195)
田中 一寛 神戸大学, 医学研究科, 助教 (70467661)
水川 克 神戸大学, 医学部附属病院, 非常勤講師 (80403260)
甲田 将章 神戸大学, 医学研究科, 助教 (80590843)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 安静時functional MRI / 頚動脈狭窄症 / 認知機能 / resting mode network / 術中MRI / 安静時脳機能ネットワーク / intraoperative MRI / functional MRI / resting state |
研究成果の概要 |
頚動脈狭窄症(Internal Carotid Artery Stenosis(ICS))に対する手術後の認知機能改善について,安静時functional MRI(resting state functional MRI(rs-fMRI))を用いて解析した.Montreal Cognitive Assessmentでは術後1週および3ヶ月で認知機能の改善を認め,特に術後3ヶ月の結果については,precuneusおよびrt. anterior superior temporal gyrus-lt. posterior supramarginal gyrus間の結合との有意な相関を認めた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ICSは血管性認知症の危険因子と考えられている.申請者らは,rs-fMRIを用いた神経ネットワークによる解析法を用いて,ICSに対する手術治療(CEA/CAS)後の認知機能の変化を客観的に評価した.本研究では,ICSに対する手術治療後に認知機能が改善することが示され,その結果として,ICSに対する手術適応が拡大する可能性がある.
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