研究課題/領域番号 |
17K10905
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
山口 崇 自治医科大学, 医学部, 准教授 (20245070)
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研究分担者 |
宮田 五月 自治医科大学, 医学部, 客員研究員 (10705445)
佐藤 信 自治医科大学, 医学部, 助教 (80742345)
益子 敏弘 自治医科大学, 医学部, 教授 (90275701)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 拡張現実 / 手術ナビゲーション / 神経内視鏡手術 / 神経内視鏡 / 手術支援 / ナビゲーション |
研究成果の概要 |
経鼻内視鏡手術中の重要な指標となる視神経、頭蓋底骨、内頚動脈および腫瘍本体の3D画像を作成しておき、内視鏡に装着した光学リファレンスにより内視鏡の位置情報を解析、内視鏡映像に上記3D画像を誤差なく重畳することができた。実際の手術においては、内視鏡に装着した光学リファレンスは手術操作に干渉することなく、またブラインドスポットも生じなかった。手術中にまだ視認できない構造物をあたかも透見するかの如く直観的に観察できた。有害事象もなく極めて有用と考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在市販されている手術支援ナビゲーションシステムは、術中に術野の1点をポイントし、別なモニター画面に視線を移してその位置情報を確認すると言うものである。我々の開発した拡張現実を応用したナビゲーションシステムは、位置情報を認識させたタブレットのカメラを用いて、映された映像に術野の必要な情報を重畳させることを可能にした。さらに改良された内視鏡手術支援ナビゲーションシステムは、内視鏡本体にリファレンスを装着して位置情報を認識させた上で内視鏡手術映像に直接3D化した関心領域の像を重畳することにより、手術中に視線をナビゲーションモニタに移動させることなく、術中操作を進めることができるようになった。
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