研究課題/領域番号 |
17K10916
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
古川 賢一 弘前大学, 医学研究科, 客員研究員 (20165468)
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研究分担者 |
和田 簡一郎 弘前大学, 医学部附属病院, 講師 (20431447)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 間葉系幹細胞 / 異所性骨化 / 脊柱靭帯 / エピジェネティクス / メカニカルストレス / DNAメチル化 / 生理活性物質 / スクリーニング / 脊柱靭帯骨化症 / 形質転換 / 天然生理活性物質 / 骨化抑制 / 細胞遊走 / SDF-1 / CXCR4 / コンドロモジュリン / 内軟骨性骨化 / 治療薬 |
研究成果の概要 |
我々は、脊柱靭帯骨化症の病因が、靭帯組織に散在する間葉系幹細胞(MSC)の易骨分化能獲得にあると想定した。それを実証するために、まず研究資源となるMSCのライブラリーを構築した。ついで、そのMSCの形質転換の機序がゲノムDNAのメチル化にあると考え、ゲノムワイドのDNAメチル化解析を行った。そしてGWAS研究で注目された遺伝子のメチル化レベルが、患者組織のMSCと正常MSCの間で著明に変化していることを突き止めた。一方、治療薬のシーズ探索を目的として、MSCの石灰化を抑制する物質を生理活性物質ライブラリーを用いてスクリーニングし、非常に低濃度で有効な複数の薬物を見出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
(学術的意義)現在の治療研究におけるトレンドの多施設研究で、研究資源を共通化することは極めて重要であり、今回間葉系幹細胞ライブラリーを構築したことは、研究の進展に果たす役割は大きい。またDNAメチル化のゲノムワイドの解析は、病因解明の新しいアプローチであり、得られた情報は薬物治療の重要なターゲットとなる可能性がある。 (社会的意義) 骨化抑制物質の探索は、治療薬のシーズとなる物質を見出す有力な方法である。今回非常に低濃度で間葉系幹細胞の石灰化を抑制する物質を複数個見いだせた。それを基に構造活性相関の研究を行えば、より強力で特異性の高い治療薬の開発につなげることが出来る。
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