研究課題/領域番号 |
17K10920
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
本郷 道生 秋田大学, 医学部附属病院, 講師 (50375250)
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研究分担者 |
宮腰 尚久 秋田大学, 医学系研究科, 准教授 (90302273)
粕川 雄司 秋田大学, 医学部附属病院, 講師 (60375285)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 骨粗鬆症 / 糖尿病 / ビタミンD / 運動療法 / ラット / bone density / diabetes mellitus / skeletal muscle / biomarker / animals / gene expression / 骨格筋 / 骨 / 筋・神経病学 |
研究成果の概要 |
続発性骨粗鬆症の原因である糖尿病の治療におけるビタミンD製剤と運動療法の治療効果を検討した.糖尿病ratを用い,alfacarcidol群,トレッドミルによる運動療法群,両者を併用した群,vehicle投与のみを行った群の4群を設定し,介入後の血糖値と大腿骨骨密度,前脛骨筋の筋線維断面積,筋同化遺伝子,筋異化遺伝子を測定した.その結果,Alfacarcidolと運動療法の併用療法は,筋同化遺伝子の増加と異化遺伝子の抑制により早期から筋萎縮を改善した.また長期に行うことで,血糖値改善・骨密度増加効果に加え,継続した異化遺伝子の抑制により筋萎縮を改善した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高齢化社会において,増加しつつある骨粗鬆症及び糖尿病に対する治療の重要性はますます高まっているが,本研究で得られた結果は,ビタミンD製剤と運動療法の併用療法の有用性を示し,実地臨床にも極めて有益な基礎的データが得られたと考えられる.
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