研究課題/領域番号 |
17K10933
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
冨永 博之 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 助教 (20750798)
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研究分担者 |
前田 真吾 鹿児島大学, 医歯学総合研究科, 特任准教授 (60353463)
河村 一郎 鹿児島大学, 医歯学域鹿児島大学病院, 助教 (90535832)
小宮 節郎 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 教授 (30178371)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 後縦靭帯骨化症 / CDC5L / WNT / GWAS / 骨芽細胞 |
研究成果の概要 |
脊椎後縦靭帯骨化症(OPLL)患者のゲノムワイド関連解析で得られた疾患感受性領域の候補遺伝子群から、CDC5L (cell division cycle 5-like)遺伝子に着目した。OPLL病理組織の免疫組織化学染色による検討のほか、マウス細胞分化系を用いて骨・軟骨細胞分化への影響を評価した。CDC5Lは骨化部に隣接した部位の細胞と、間質細胞や血管細胞に発現を認めた。Cdc5lをノックダウンすると初期軟骨分化が抑制され、骨芽細胞分化は亢進した。CDC5LはOPLL骨化過程においてその最初の靭帯軟骨変性、または間質細胞や血管細胞の軟骨細胞分化に重要な役割を果たす可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
脊椎後縦靭帯骨化症(OPLL)患者のゲノムワイド関連解析で得られた疾患感受性領域の候補遺伝子群から、CDC5L (cell division cycle 5-like)遺伝子に着目し機能解析を行った。OPLL病理組織の免疫組織化学染色による検討のほか、マウス軟骨細胞分化系や骨芽細胞分化系、骨髄由来間葉系幹細胞を用いて骨・軟骨細胞分化への影響を評価した。CDC5Lは骨軟骨前駆細胞から軟骨細胞分化への分子スイッチとも考えられ骨化initiatorの可能性が示唆された。
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