研究課題/領域番号 |
17K10968
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
新倉 隆宏 神戸大学, 医学研究科, 准教授 (40448171)
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研究分担者 |
大江 啓介 神戸大学, 医学部附属病院, 助教 (20514623)
福井 友章 神戸大学, 医学部附属病院, 特定助教 (50437688)
李 相亮 昭和大学, 医学部, 講師 (40533732)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 炭酸ガス / 骨再生 / 骨延長 / 超音波骨折治療 / 骨再生療法 |
研究成果の概要 |
難治性骨折や骨欠損の治療には非常に難渋するが、実臨床で使用可能な骨修復促進法は非常に少なく、新たな治療法の開発が切望されている。本研究では、実用可能な新規骨修復促進法へと発展させるべく、「現在臨床使用されている既存の治療手段に炭酸ガス経皮吸収療法を組み合わせることで、骨再生に相加・相乗効果が得られる」という仮説を検証した。骨延長術に炭酸ガス経皮吸収を併用すると血管新生、軟骨内骨化の促進によって骨再生が加速することが分かった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
全骨折の5-10%は治癒過程が遷延したり、あるいは治癒しないと言われている。超高齢社会を迎えているわが国では骨粗鬆症患者の増加と共に、骨折患者が更に増加していくことが見込まれている。今後骨折患者は増加が見込まれているため、全骨折の5-10%が難治化すると、その患者数は相当なものとなる。このような難治性骨折あるいは骨欠損の治療には非常に難渋するが、実臨床で使用可能な骨折治癒促進法は非常に少なく、新たな治療法の開発が切望されている。本研究では骨延長術と炭酸ガス経皮吸収療法の併用が有効な、新規治療法になる可能性を示すことができた。
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