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難治性希少肉腫である淡明細胞肉腫の治療標的となるゲノム異常の探索

研究課題

研究課題/領域番号 17K10992
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 整形外科学
研究機関国立研究開発法人国立がん研究センター

研究代表者

岩田 慎太郎  国立研究開発法人国立がん研究センター, 中央病院, 医長 (90549685)

研究分担者 巽 康年  千葉県がんセンター(研究所), がん予防センター 腫瘍ゲノム研究室, 研究員 (00450578)
松田 浩一  東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (90401257)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード遺伝子解析 / 融合遺伝子 / 発現解析 / 明細胞肉腫 / 悪性軟部腫瘍 / 全エクソーム解析 / RNA-seq / ゲノム / 癌 / 軟部肉腫
研究成果の概要

希少がんの一種である明細胞肉腫における治療標的となりうる遺伝子異常を同定するため、国内の肉腫専門施設より腫瘍検体を収集し、次世代シークエンサーによる全エクソーム解析を行った。
明細胞肉腫における特異的融合遺伝子が同定された症例においては、遺伝子変異数が多い群で予後不良であること、また一部の症例に共通の遺伝子変異が存在することが明らかとなった。さらにはこの融合遺伝子によりその下流にあるMiTF及びc-METの発現量は増大しており、これにより腫瘍細胞の増殖が促進することが予想された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

その希少性ゆえに新規薬剤の開発が進まない希少がんにおいて、貴重な組織検体を施設の垣根を超えて持ち寄り解析を行うことは大変重要である。我が国の誇る遺伝子解析技術を利用した遺伝子解析により、難治性疾患である明細胞肉腫の治療標的が同定されることで、有効な薬剤がない本疾患への新たな治療戦略が構築されることが期待できる。

報告書

(5件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 進捗報告「明細胞肉腫」2018

    • 著者名/発表者名
      岩田慎太郎
    • 学会等名
      第8回骨軟部腫瘍ゲノムコンソーシアム班会議
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2022-01-27  

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