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コラーゲン由来生理活性ペプチドの軟骨分化調節メカニズムの解明

研究課題

研究課題/領域番号 17K11025
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 整形外科学
研究機関城西大学

研究代表者

中谷 祥恵  城西大学, 薬学部, 助教 (20453425)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード間葉系幹細胞 / 骨芽細胞 / 脂肪 / MSC / DNAマイクロアレイ / グレムリン / ジペプチド / コラーゲン / コラーゲン加水分解物 / プロリルヒドロキシプロリン / コラーゲンペプチド / 骨分化 / BMP / ヒドロキシプロリルグリシン / 骨 / 分化 / 軟骨細胞 / 脂肪細胞 / 骨髄由来体性幹細胞 / 関節軟骨 / 細胞外基質 / 生理活性ペプチド
研究成果の概要

間葉系幹細胞 (MSC) は、骨髄組織など身体の様々な組織に未分化な状態で存在し、必要に応じて骨、脂肪細胞などに分化し、生体の恒常性を維持している。近年、加齢や疾患に伴い体性幹細胞も増殖能や分化能が低下することが報告されている。本研究で、申請者はジペプチドであるプロリルヒドロキシプロリン(PO)はMSCのBone morphogenetic protein 2 (BMP2) を誘導し、Gremlin2 (Grem2) を抑制することを見出した。POは骨形成タンパク質であるBMP2およびそのアンタゴニストであるGrem2を介してMSCから骨芽細胞への誘導を促進させる可能性を見出した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

超高齢社会を迎えた日本では、寿命と健康寿命の差を縮小し、高齢者も自分らしく自立して生きられるようになることが重要である。骨粗鬆症と変形性関節症は要介護になる要因の約2割を占めるため、骨粗鬆症および変形性関節症の新たな予防法や治療法を確立することが急務である。
近年、コラーゲン加水分解物中に含まれるジペプチド、プロリルヒドロキシプロリンが生体内で生理活性を有することが明らかになっている。本研究において、プロリルヒドロキシプロリンは間葉系幹細胞の脂肪分化を抑制し、骨細胞への分化を促進させる可能性を見出した。
本研究を応用することで、高齢者の骨粗鬆症を抑制する新たな予防法を見出せる可能性がある。

報告書

(6件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2022 2019

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] プロリルヒドロキシプロリンは 間葉系幹細胞から骨芽細胞への分化を促進させる2022

    • 著者名/発表者名
      中谷 祥恵,新井 翔,河野 耀,古旗 賢二
    • 学会等名
      第18回ファンクショナルフード学会学術集会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] コラーゲン加水分解物及び含有ジペプチドが骨髄由来間葉系幹細胞の分化に与える影響2019

    • 著者名/発表者名
      新井 翔、中谷 祥恵、古旗 賢二
    • 学会等名
      第73回日本栄養・食糧学会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書 2018 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2023-01-30  

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