• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

変形性膝関節症に対するmiR-218関節内投与における軟骨細胞への機能解析

研究課題

研究課題/領域番号 17K11034
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 整形外科学
研究機関日本大学

研究代表者

大幸 英至  日本大学, 医学部, 准教授 (50468740)

研究分担者 穂坂 邦大  日本大学, 医学部, 兼任講師 (70570737)
徳橋 泰明  日本大学, 医学部, 教授 (80188739)
龍 啓之助  日本大学, 医学部, 専修指導医 (80837493)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード変形性関節症 / miRNA / 変形性膝関節症 / microRNA / 関節注射 / miR-218 / RUNX2
研究成果の概要

microRNA (miRNA)が変形性関節症(OA)の発症・進行に関与し診断や治療標的として着目されている。その中で、我々はmiR-218に着目した。OA患者由来軟骨細胞ではmiR-218の発現は正常軟骨細胞と比べ有意に上昇していた。また軟骨細胞株においてmiR-218の過剰発現ならびに発現抑制させることでRUNX2の発現を調節することを明らかにした。さらに軟骨細胞にLPS刺激するとmiR-218 とRUNX2は濃度依存性に発現し、miR-218を抑制するとRUNX2は低下した。これらよりOAにおいてmiR-218を標的とすることでOAの進行、予防並びに改善の可能性があることが示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

OAのmiR-218の調節によりRUNX2発現を制御しOAの進行、予防並びに改善の可能性があることが示唆された。しかしRUNX2はmiR-218の直接的な標的遺伝子であると報告されているが、骨肉腫ではにmiR-218過剰発現でRUNX2を発現抑制したのに対し本研究ではmiR-218過剰発現でRUNX2が過剰発現し、逆に抑制でRUNX2発現は抑制した。そのためmiR-218はRUNX2の直接的な標的遺伝子でない可能性もしくは骨肉腫とOAにおいては作用機序が異なる要素が関与している可能性がある。miR-218/RUNX2 axisには疾患特異的に複雑に介在するメカニズムがあるのではないかと考える。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi