研究課題/領域番号 |
17K11063
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔科学
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研究機関 | 東京慈恵会医科大学 |
研究代表者 |
池田 浩平 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (60792471)
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研究分担者 |
三尾 寧 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (00266686)
山田 勇磨 北海道大学, 薬学研究院, 准教授 (60451431)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 心停止蘇生 / 虚血再灌流傷害 / ミトコンドリア / Drug Delivery System |
研究成果の概要 |
活性型ビタミンB1を封入したミトコンドリア標的型ナノカプセル(VB1-MITO-Porter)を作製し、ビタミンB1(VB1)単独投与群と比較して有意にミトコンドリアATP産生能を増強することを確認した。このVB1-MITO-Porterのマウス心停止蘇生モデルにおける生存率改善効果を検証したところ、蘇生後10日間のマウス生存率と神経学的スコアに有意差は認めなかった。また、蘇生24時間時点での2群における病理学的脳細胞変性においても2群間での有意差を認めなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
心停止後の脳障害の治療薬の開発は喫緊の課題である。本研究ではミトコンドリアでのATP合成能を有意に上昇させる活性型ビタミンB1ナノ粒子の作製に成功したが、生体(マウス)における蘇生後生存率と脳障害における治療効果を認めることはできなかった。
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