研究課題/領域番号 |
17K11069
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔科学
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
鈴木 敏之 群馬大学, 医学部附属病院, 非常勤講師 (70455989)
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研究分担者 |
松井 祐介 群馬大学, 医学部附属病院, 助教 (20805056)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 徐放薬 / キシロカイン / 周術期鎮痛 / ドラッグデリバリー / ネパール / 外傷 / 抜歯 / インドネシア / 外傷再建 / リドカイン / 増殖因子 / 周術期 / 局所麻酔 / 多施設 / レボブピバカイン / イオン化 / Drug Delivery / 下行性抑制系 / 多施設共同研究 |
研究成果の概要 |
平成25年度若手研究(B)から引き続く研究であり、インドネシアでの臨床共同研究の各種調整を行ってきた。同様にネパールでの共同研究も視野にネパールでの詳細なフィールド調査も行った。国内ではリドカイン徐放性人工骨を試作し、外傷手術での臨床試験を行う予定である。 一方、ポリ乳酸・ポリグリコール酸共重合体ではなく、イオン化技術を用いた徐放性レボブピバカインの作成を模索した。さらにα2アドレナリン受容体作動薬や成長因子の徐放化、およびそれら薬剤と局所麻酔との同時徐放化についても検討を行った。新規にロピバカインを用いた注射可能な徐放薬が試作でき、こちらの動物実験に着手した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
周術期鎮痛法の問題点は、数日間の鎮痛を必要とする患者に対して薬剤を繰り返し、あるいは持続的に投与しなくてはならないこと、そして全身投与によって生じる副作用である。Drug Delivery Systemを利用し安価でより効果的でより安全な周術期の鎮痛を得ることができれば、特に診療報酬が自己負担または任意保険によりまかなわれるような低所得層者の多い海外諸国では多くの需要と医療費の減少が見込まれる。そのため医療費制度の違う国で国際共同研究を行うことは重要な意味がある。研究成果は今後、その基盤や架け橋となる可能性が十分考えられる。
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