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人工心肺中の血液浄化アプローチによる心臓手術関連急性腎傷害の新規予防法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 17K11089
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 麻酔科学
研究機関大分大学

研究代表者

日高 正剛  大分大学, 医学部, 講師 (00404385)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード心臓手術関連急性腎傷害 / 腎保護戦略 / 血液浄化療法 / 抗炎症作用 / 抗酸化作用
研究成果の概要

心臓手術関連急性腎傷害(CSA-AKI)は死亡率の増加に関連しているにもかかわらず,臨床的に確立した治療法は未だない。私たちはこれまでの基礎研究で,重症病態における臓器傷害には,炎症性反応に加えて,酸化ストレスが関与することを発見しており、血液浄化療法に着目して新しい治療法の開発をおこなってきた。
今回の研究では、これらの成果の臨床応用に向けて、CSA-AKIの発症メカニズムについて検討した。結果として、人工心肺に伴う炎症反応、酸化ストレスが発症に大きく関与していることが示され、これまで開発してきた治療法である抗炎症作用および抗酸化作用に優れた血液浄化療法の臨床応用につながる成果となった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

心臓手術は最も高侵襲の手術で、周術期の臓器傷害が高率に合併する。なかでも急性腎傷害の頻度は高く、死亡率の増加に関連することが知られているが、有効な予防手段はいまだ解明されていない。超高齢化社会の日本においてその対策は喫緊の課題であり、今回の研究において発症メカニズム、治療ターゲットが示され、新たな予防手段の確立に向けての道筋をつけたことに学術的、社会的意義がある。

報告書

(7件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2024-01-30  

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