研究課題/領域番号 |
17K11097
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔科学
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研究機関 | 関西医科大学 |
研究代表者 |
中嶋 康文 関西医科大学, 医学部, 教授 (70326239)
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研究分担者 |
中畑 克俊 関西医科大学, 医学部, 講師 (70332971)
中山 力恒 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (90568198)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 敗血症 / マイクロRNA / 遺伝子治療 |
研究成果の概要 |
過去の研究報告で、妊娠高血圧症候群患者の胎盤及び血液中で変化したmiRNAのmimicと、そのmiRNAに特異的なmiRNA阻害薬を、ヒト血管内皮細胞(HUVEC, HMEC-1)に遺伝子導入し、miRNAのターゲットとなる(相補配列を有する)mRNAとタンパク質の発現が変化することを、培養細胞実験で確認した。 臨床研究では、コロナ禍のために正常妊娠および妊娠高血圧症妊婦被験者のリクルートに難を要する状況が継続し、可能な範囲で研究を継続してきた。次世代シーケンサーを施行するための人数をようやく得ることができ、外部委託業者にその網羅的解析を依頼した。現在、その研究結果待ちの状態である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
妊娠高血圧症候群等のCommon Disease(頻度の高い疾患)は、遺伝リスクと環境リスクの組み合わせにより起こると考えられており、その割合は疾患ごとに違っている。miRNAは環境的な要因として、種々の侵襲により発現が上昇し、また遺伝的な要因としてmiRNAに遺伝子多系があることも知られている。1つのmiRNAが複数の遺伝子の発現に関与していることから、今まで1つのタンパク質の発現変化で説明が出来なかったCommon Diseaseの病態解明、バイオマーカー、治療薬としてmiRNAの解析は期待できる。
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