研究課題/領域番号 |
17K11099
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔科学
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研究機関 | 国立研究開発法人国立循環器病研究センター |
研究代表者 |
吉谷 健司 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 病院, 部長 (30524029)
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研究分担者 |
大西 佳彦 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 病院, 部長 (40443501)
加藤 真也 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 病院, 医師 (50527413)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 脳血流 / インドシアニングリーン / モヤモヤ病 / 局所脳血流 / 近赤外線分光法 / 脳血流測定 / もやもや病 |
研究成果の概要 |
モヤモヤ病における浅側頭動脈-中大脳動脈バイパス術の前後において近赤外線分光法(Near infrared spectroscopy, NIRS)とインドシアニングリーン(ICG)を用いて測定した局所脳血流と、術前、術後のSingle photon emission tomography (SPECT)を用いて測定した脳血流との関係を調査した。 手術の前後でNIRSとICGによる局所脳血流は有意に増加していた。SPECTによる脳血流も増加しており、NIRSとICGによる脳血流は、SPECTと比較して非劣性であることが判明した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでに、モヤモヤ病患者における浅側頭動脈ー中大脳動脈バイパス手術の成否を術中に定量する方法はなく、術後のSigle Photon Emission Tomography(SPECT)検査でしか行えなかった。今回我々のおこなった、近赤外線分光法(Near infrared spectroscopy)とインドシアニングリーンを用いたCBF測定は、術後のSPECT検査と比較して非劣勢であることが判明し、術中にバイパス手術の成否を判定できる可能性が、示唆された。我々の方法は、術中に介入できる可能性を示唆し、手術の成績にも関連する可能性がある。
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