研究課題/領域番号 |
17K11106
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔科学
|
研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
田中 聡 信州大学, 学術研究院医学系, 准教授 (60293510)
|
研究分担者 |
布施谷 仁志 信州大学, 学術研究院医学系(医学部附属病院), 助教 (00588197)
杉山 由紀 信州大学, 学術研究院医学系(医学部附属病院), 講師 (10468100)
川真田 樹人 信州大学, 学術研究院医学系, 教授 (90315523)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 術後痛 / 局所麻酔薬 |
研究成果の概要 |
ラットの開腹手術に対する創部への、局所麻酔薬であるロピバカイン投与は、痛覚過敏を抑制した。また、脊髄後角におけるcfos陽性細胞を減少させた。低濃度の単回ロピバカインは、創部の修復に影響を与えなかったが、高濃度の連用は筋毒性の傾向がみられた。 創部へのロピバカイン投与は、脊髄への侵害刺激情報伝達を抑制することにより、鎮痛作用を発揮することが示唆された。高濃度ロピバカイン連用の筋組織に対する筋毒性は、長期な影響を含めて更なる調査が必要である。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
局所麻酔薬の創部投与は鎮痛効果を有するが、創部修復に対する影響については更なる研究が必要である。
|