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尿路上皮癌増殖因子ラミニンγ2測定による腎盂尿管癌の高感度腫瘍マーカー開発と応用

研究課題

研究課題/領域番号 17K11144
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 泌尿器科学
研究機関高知大学

研究代表者

執印 太郎  高知大学, 医学部附属病院, 特任教授 (70128601)

研究分担者 辛島 尚  高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 准教授 (60304672)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワード尿中腫瘍マーカー / 腎盂尿管癌 / ラミニン / 腫瘍学
研究成果の概要

腎盂尿管癌は、有効な疾患特異的腫瘍マーカーが無いため、診断が困難である。我々は、ラミニンγ2単鎖の高感度CLIA測定系を開発し、膀胱癌患者の尿検体において、診断マーカーとなりうることを証明した。同様に、腎盂尿管癌患者の尿中いおいてもラミニンγ2単鎖が高発現することが確認できれば、これまでの逆行性尿路造影や尿管鏡など侵襲的な検査に頼らずに診断できる。本研究では、基礎研究として腎盂尿管癌マウスモデルの製作ができた。一方で、臨床研究として、『上部尿路上皮癌に対するラミニンγ2単鎖のバイオマーカーとしての有用性に関する臨床研究』を開始したが、保存方法などの点で課題があり、検体の採取解析に至っていない。

研究成果の学術的意義や社会的意義

尿路上皮癌を対象とした有効な腫瘍マーカーは存在しない。我々は、ラミニンγ2単鎖の高感度CLIA測定系を開発し、膀胱癌患者の尿検体において特異度の高いマーカーとなりうることを証明した。同様に、腎盂尿管癌患者の尿中いおいてもラミニンγ2単鎖が高発現することが確認できれば、これまでの逆行性尿路造影や尿管鏡など侵襲的な検査に頼らず確定診断できることは、学術的ならびに社会的に意義が大きい。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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