研究課題/領域番号 |
17K11146
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
立神 勝則 九州大学, 医学研究院, 准教授 (90380617)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 樹状細胞 / 表現型 / 遺伝子発現 / CD14陽性細胞 / 腫瘍免疫 / 免疫チェクポイント分子 / マクロファージ / 免疫チェックポイント分子 / HVEM / 癌 / 免疫学 / 移植・再生医療 / トランスレーショナルリサーチ |
研究成果の概要 |
マウス骨髄細由来のBM-DC(dendritic cell)には、DC様細胞やmacrophage様細胞などいくつかのphenotypeが存在することが解明されたため、ヒトCD14陽性骨髄細胞を単離しBM-DCの各培養段階における遺伝子発現の変化を調査した。CD14陽性骨髄細胞群、これらをGM-CSFとIL-4によって培養した細胞群、さらにTNF-αとPGE2で刺激した細胞群の発現遺伝子の比較をRNA sequenceのデータ解析によって行った。これらの解析により、IDO1/2やCD70などの遺伝子のDC分化への関与が示唆され、未報告の遺伝子群も同定されたため、個別に機能解析を行っている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで我々が行ってきた臨床研究によるDC療法の安全性を基に、DCと各種薬剤との併用療法による臨床試験を検討してきたが、そのためにはより効果的なDCによる免疫誘導メカニズムの解析が必要となる。このため、DCの機能解析を培養の各段階で施行し、遺伝子発現の変化をRNA sequenceのデータ解析によって行った。これらの解析により、IDO1/2やCD70などの遺伝子がDCへの分化に関連していることが示唆されたため、これらの分子の抗原提示能や分化能への影響を調査し、DCの免疫機能向上へ向けた研究を継続している。
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