研究課題/領域番号 |
17K11158
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
小坂 威雄 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (30445407)
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研究分担者 |
本郷 周 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (10626675)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 去勢抵抗性前立腺癌 / 血液循環腫瘍細胞 / cfDNA / リキッドバイオプシー / 次世代シーケンサー / 遺伝子パネル検査 / リプログラミング / 腫瘍内不均一性 / 前立腺癌 / シングルセル解析 / セルフリーDNA / 薬剤耐性 |
研究成果の概要 |
リキッドバイオプシー(血液循環腫瘍細胞、cfDNA)による去勢抵抗性前立腺癌患者の個別化分子モニタリングのための検体採取方法の確立、リキッドバイオプシー検体と生検検体のNGS解析による統合的解析、抗がん剤耐性ヒトCRPC細胞株のオミックスデータを応用した新規薬剤スクリーニングを実施した。ラベルフリーによるCTCの回収率向上とシングルRNAシーケンス解析に成功、バイオマーカーとしての意義を見出した。転移性前立腺がん患者のcfDNAと同時期に採取した生検検体をNGS解析し共通した遺伝子変異を同定した。カバジタキセル耐性をリプログラミングする新規シーズを同定した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
去勢抵抗性前立腺癌患者のおける患者個別化分子モニタリングのためのリキッドバイオプシー(血液循環腫瘍細胞、cfDNA)検体採取方法を確立した。リキッドバイオプシー検体と生検検体のNGS解析による統合的解析により、バイオマーカーとしての意義を見出すとともに、不均一性や検体採取の将来的な遺伝子解析のプラットフォームの実用性検証のための予備的データを得た。抗がん剤耐性ヒトCRPC細胞株のオミックスデータを応用した新規薬剤スクリーニングを実施した。カバジタキセル耐性をリプログラミングする新規シーズを同定した。難治性を克服し、患者の予後を改善する社会的意義を有する成果が得られた。
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