研究課題/領域番号 |
17K11178
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
松川 宜久 名古屋大学, 医学部附属病院, 講師 (30378145)
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研究分担者 |
柴田 玲 名古屋大学, 医学系研究科, 寄附講座教授 (70343689)
山本 徳則 名古屋大学, 医学系研究科, 特任教授 (20182636)
舟橋 康人 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院講師 (70534824)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | アディポネクチン / 下部尿路機障害 / 下部尿路症状 / メタボリックシンドローム / 尿流動態検査 / 下部尿路機能障害 / 酸化ストレスマーカー / 膀胱機能 / アディポサイトカイン |
研究成果の概要 |
メタボリックシンドロームでみられるアディポサイトカインの分泌異常、特に善玉アディポサイトカインであるアディポネクチン注目し、その分泌低下が、下部尿路症状(排尿障害)の重症化ならびに膀胱機能(蓄尿機能、排出機能)の低下に影響していることを明らかにした。メタボリックシンドロームでみられる下部尿路症状発生、悪化の詳細な機序は不明であったが、アディポネクチンを介した変化が、その一端と考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでメタボリックシンドロームで下部尿路症状や下部尿路機能障害がみられることは報告されていたが、すべてのメタボリックシンドローム症例でみられるわけでなく、そのメカニズムは不明な点も多かった。今回、我々はメタボリックシンドロームによって影響をうけるアディポネクチンに注目して、下部尿路症状・機能との関連性を検討したところ、有意な相関性を認めた。当研究により、メタボリックシンドロームで発生する下部尿路機能障害発生のメカニズムの一端が明らかとなり、今後の下部尿路症状に対する予防、治療に貢献できるものと考えている。
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