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膀胱虚血におけるNrf2の役割の解明;過活動膀胱の新規治療標的としての可能性

研究課題

研究課題/領域番号 17K11179
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 泌尿器科学
研究機関名古屋大学

研究代表者

舟橋 康人  名古屋大学, 医学部附属病院, 病院講師 (70534824)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード膀胱 / 虚血 / Nrf2 / 過活動膀胱 / マウス / ノックアウトマウス / スルフォラファン / 血流
研究成果の概要

本研究では膀胱虚血マウスモデルにおけるNrf2の役割について検討を行った。L-NAMEをC57BL/6マウスに1週間投与すると膀胱の血流が低下し、Nrf2の発現が亢進しており、酸化ストレス、炎症がみられ、さらに機能的には頻尿を呈することが示された。一方でNrf2ノックアウトマウスでは膀胱血流の低下は同程度であったが、組織学的障害は悪化し、排尿間隔はさらに短縮することが示された。以上より、虚血による過活動膀胱の病態にNrf2が保護的に関与していることが明らかとなった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

過活動膀胱をはじめとする下部尿路症状の管理は、高齢化がすすむ本邦において健康長寿を目指すうえで近年ますます重要性が増している。過活動膀胱は複数の原因により引き起こされることが示唆されているが、膀胱の血流低下が原因の一つであると言われている。本研究では膀胱虚血に伴う過活動膀胱の病態にNrf2が保護的に関与していることが明らかとなった。今後、Nrf2を標的とした新規治療の開発の可能性が示唆された。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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