研究課題/領域番号 |
17K11196
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
木村 圭一 金沢大学, 附属病院, 助教 (50372488)
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研究分担者 |
飯野 賢治 金沢大学, 附属病院, 講師 (60595453)
加藤 寛城 金沢大学, 附属病院, 助教 (20733843)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 移植腎保存 / 微弱磁場環境下冷却装置 / Cells Alive System / 移植・再生医療 / 腎移植 / 臓器保護 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、実際の食材の長期保存に使用されている微弱磁場環境下冷却装置を用い、従来法に比べ安定的でより確実な新たな腎単純冷保存法を模索・確立することである。ブタを用いた。全身麻酔下に片腎を摘出した。4℃のUW液(University of Wisconsin液)250mlにて腎灌流したのち、冷却UW液で満たした容器に摘出腎を移し、微弱磁場環境下冷却装置(Cells Alive System)による4℃保存群、CAS 0℃保存群、CASなし4 ℃保存群(通常保存群)の3群に分け、摘出腎を保存した。 24時間保存後に再灌流を行い保存腎の機能評価を行ったが、統計学的有意差は得られなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回の研究では正常腎ドナーモデルにおいてもマージナルドナーモデル(温阻血障害モデル)においても3群間(保存方法の違い)による有意差は認められなかった。 その理由としては、温阻血時間が短かった、保存時間が24時間と長時間であった、微弱磁場が腎深部まで及ばなかった、などが考えられる。今後の課題として、それら条件を再考する必要があると思われた。
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