研究課題/領域番号 |
17K11210
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 関西医科大学 |
研究代表者 |
舩津 宣雄 関西医科大学, 医学部, 助教 (50392428)
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研究分担者 |
伊藤 誠二 大阪医科大学, その他部局等, 客員教授 (80201325)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | OVOL2 / OVOL1 / 精子 / 精巣 / 精母細胞 / Nanos3 / 男性学 / 生殖細胞 / nanos3 / MOVO / 泌尿器科学 / 胎盤 / ラビリンス / ovol2 / 精子形成 / Ovol2 / アンドロロジー |
研究成果の概要 |
本研究では、哺乳類の精子形成における OVOL ファミリーの役割を明らかにするために、Ovol1 と Ovol2 の Conditional knockout mouse (cKO)マウスと Ovol1 と Ovol2 の double cKO マウスを作製して精子形成の表現系を解析した。その結果、それらのマウスに精子形成の重篤な異常を認めなかったが、Ovol2-cKO マウスとdouble cKO マウスの精巣重量比が有意に低下していた。本研究により Ovol2 は精子形成に必須ではないが精子形成を含む精巣の発生に何らかの関わりがあることがわかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究から OVOL2 がマウスの精子形成に必須ではないが、精巣の発生に何らかの関わりがあることが明らかになった。本研究を発展させることによって、精子形成を含む精巣の発生の分子メカニズムの解明が進むと考える。OVOL2 はヒトの精巣にも強く発現することから、本研究はヒトの精子形成異常の原因究明と治療法の開発や不妊治療技術の向上に役立つと考える。
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