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腹膜に着目した子宮内膜症発症機序の解明

研究課題

研究課題/領域番号 17K11274
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 産婦人科学
研究機関京都大学

研究代表者

谷 洋彦  京都大学, 医学研究科, 助教 (70615252)

研究分担者 佐藤 幸保  京都大学, 医学研究科, 非常勤講師 (00508236)
伊藤 美幸  京都大学, 医学研究科, 特定病院助教 (00760951)
堀江 昭史  京都大学, 医学研究科, 講師 (30535836)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード腹膜因子 / 子宮内膜症 / in vivo / エストロゲン非依存性 / 持続分泌 / 生着期 / マイクロアレイ / ダグラス窩 / 恒久的 / 発現上昇 / 子宮内膜症形成モデル / サンプル収集 / 解析 / 子宮内膜自家腹膜移植 / versicanノックアウトマウス / ステロイドホルモン / 腹膜
研究成果の概要

本研究期間おいて腹膜因子投与による影響の検証をin vivoで行った。結果、腹膜因子versican は生着に必要とされる期間の連日に渡る腹腔内投与で子宮内膜症の病巣形成を増大させることが確認された。これによりマイクロアレイ、in vitroでの検証により腹膜因子として抽出された分子がin vivoでの病巣形成に関与することが確認され、またその作用が子宮内膜組織の接着が行われる時期の一時的な発現増強によるものではなく、腹腔内に内膜組織が生着するまでの持続した発現によるものである可能性が示唆された。またこの因子の発現がエストロゲン非依存的に調整されることを証明した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究期間において腹膜因子であるversicanの子宮内膜症形成への関与をin vivoでの検証結果が得られ、versicanの発現がエストロゲン非依存性であることが示された。これらにより腹膜因子が子宮内膜症形成に関与することがより強く示唆され、一連の検証モデルが他の腹膜因子検証に用いることができる確証が得られた。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2019 2017

すべて 学会発表 (3件) (うち国際学会 1件、 招待講演 1件)

  • [学会発表] Role of versican as a peritoneal factor in the development of endometriosis2019

    • 著者名/発表者名
      Hirohiko Tani
    • 学会等名
      11th International Conference on Proteoglycans
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] 当院における子宮内膜症を有する不妊治療患者への治療アルゴリズム化を目指して2017

    • 著者名/発表者名
      下仲 慎平、伊藤 美幸、古武 陽子、北脇 佳美、寒河江 悠介、上田 匡、谷 洋彦、堀江 昭史、万代 昌紀
    • 学会等名
      第28回 近畿エンドメトリオーシス研究会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 子宮内膜症の形成における腹膜因子の働きについて-Versicanに着目した発生機序へのアプローチ2017

    • 著者名/発表者名
      谷 洋彦
    • 学会等名
      子宮内膜症 若手医師セミナー in 米子
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • 招待講演

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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