研究課題/領域番号 |
17K11283
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
増崎 英明 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 名誉教授 (00173740)
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研究分担者 |
三浦 清徳 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 教授 (00363490)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 異所性妊娠 / 分子マーカー / microRNA / C19MC / C14MC / 母体血 / circRNA / 胎盤 / 産科婦人科 / 自然流産 / 胞状奇胎 / 異常妊娠 / hCG / 正常妊娠 / 妊娠初期 / 産婦人科 / バイオマーカー |
研究成果の概要 |
本研究課題では、母体血漿中胎児・胎盤特異的microRNAを用いた異所性妊娠の分子診断法の確立を目指した。具体的には、1)まず、妊娠初期の母体血漿中で検出される胎児・胎盤特異的microRNAを網羅的に同定した。2)そして、それらの母体血漿中における定量値と異所性妊娠との関連について検討し、3)最終的に異所性妊娠と関連するmicroRNA定量化の臨床検査としての有用性を評価した。胎盤特異的なC19MC microRNAならびに胎児・胎盤由来のC14MC microRNA(miR-323-3p)は異所性妊娠の可能性を推定する新たな分子マーカーとして期待された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果は、妊娠初期に異所性妊娠を非侵襲的かつ高精度に鑑別診断し、妊婦の健康向上に大いに貢献すると期待される。また、母体末梢血を用いた検査法は、異所性妊娠の分子病態メカニズムをリアルタイムに解明する手がかりになりうる。
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