研究課題/領域番号 |
17K11292
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
新納 恵美子 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (80588533)
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研究分担者 |
小林 浩 奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (40178330)
川口 龍二 奈良県立医科大学, 医学部, 准教授 (50382289)
重富 洋志 奈良県立医科大学, 医学部, 研究員 (20433336)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 卵巣癌 / 腫瘍マーカー / TFPI2 / HE4 / 卵巣がん / 腫瘍学 / 新規マーカー |
研究成果の概要 |
明細胞癌の卵巣癌全体に占める割合は2番目に多い。さらに、明細胞癌は抗癌剤抵抗性で転移浸潤能が高く、卵巣癌全体の中でも最も予後が悪い。以上のことより、明細胞癌の早期発見のための有用なマーカーの開発が急務である。通常の卵巣癌ではCA125 が上昇するが、明細胞癌ではCA125 の上昇はみられない。我々は組織中のHNF-1βの発現とその抗がん剤耐性惹起機序を証明してきたが、Tissue factor pathway inhibitor 2(TFPI2)が、明細胞癌のみに多く発現していることが報告された。卵巣癌患者のTFPI2濃度とHE4を測定し、TFPI2は明細胞癌特異的に上昇することを確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
この度の研究結果により、新規マーカーであるTFPI2が明細胞癌特異的に上昇することが確認された。
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