研究課題/領域番号 |
17K11295
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 東邦大学 (2018-2021) 慶應義塾大学 (2017) |
研究代表者 |
田中 京子 東邦大学, 医学部, 教授 (10286536)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 子宮内膜癌 / 子宮頸癌 / 卵巣癌 / 糖脂質 / 抗癌剤耐性 / 遺伝子導入 / 子宮頸癌由来細胞株 / ガングリオシド / ヌードマウス / 皮下移植 / 抗癌剤感受性 / 婦人科癌 / 抗がん剤耐性 / 糖鎖 |
研究成果の概要 |
各婦人科癌組織(子宮内膜癌、子宮頸癌、卵巣癌)を用いて糖脂質組成を調べ各種癌に特徴的な組成をもつことを明らかとした。子宮内膜癌においては子宮内膜癌由来細胞にスルファチド合成酵素遺伝子を導入した実験により、スルファチドが抗癌感受性・剤耐性の指標になることを確認した。子宮頸癌においては細胞株と癌組織での比較からGM2が癌増殖のカギとなることを見出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
細胞の癌化に伴う複合糖鎖の変化はすべての癌細胞に観察され、消化管、内分泌器官などの癌細胞では特定の糖鎖が腫瘍マーカーとして癌の臨床診断に用いられている。本研究では子宮内膜癌、子宮頸癌、卵巣癌における糖脂質の組成を解析し、癌細胞の転移、抗がん剤耐性への糖鎖の関与を明らかにしたことで癌の治療効果を高めるための基礎研究を行うことができた。
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