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フラビン蛋白蛍光イメージングを用いたマウス大脳皮質前庭領野同定とその可塑性の解析

研究課題

研究課題/領域番号 17K11319
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 耳鼻咽喉科学
研究機関新潟大学

研究代表者

大島 伸介  新潟大学, 医歯学系, 助教 (70632438)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2017年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
キーワード大脳前庭領野 / PIVC / マウス / イメージング / ガルバニック刺激 / フラビン蛋白蛍光イメージング / 前庭領野 / フラビン蛋白蛍光イメ―ジング / 大脳皮質 / 可塑性 / 中枢代償 / 平衡リハビリ
研究成果の概要

C57BL/6マウスに対してカロリック刺激を行ったが、眼振所見の再現性は高くなかった。そこで、マウスに行った報告はないが他の動物種で実績のある前庭刺激法であるガルバニック刺激を試みたところ、大脳皮質の反応は刺激周波数に応じて変化し、低周波刺激ではPIVCと思われる前庭領野、より高周波刺激では聴覚野が反応する所見が得られた。次いで、フラビン蛋白蛍光の数倍の強度でイメージングが可能なGCaMP6マウスで同様の実験を行った。C57BL/6マウスと同様に、低周波刺激ではPIVCと思われる前庭領野、高周波刺激では聴覚野が反応する傾向が得られ、イメージングの反応強度は高くなった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の目的の学術的意義は、聴覚や視覚、体性感覚刺激による前庭領野反応を測定し、前庭覚以外の刺激による前庭領野の可塑性メカニズムを明らかにすることであり、それによる社会的意義は中枢代償をより効果的に促す新たなめまいリハビリテーション法の開発が期待できることである。本研究の成果はマウス大脳前庭領野の可塑性メカニズムに迫ることはできなかったが、前庭領野の局在を示唆する所見を得たと考えている。

報告書

(5件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2022-01-27  

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