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唾液腺がんにおける幹細胞の高悪性化と薬剤耐性化メカニズムの解明

研究課題

研究課題/領域番号 17K11396
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 耳鼻咽喉科学
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

伊地知 圭  名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 研究員 (50510278)

研究分担者 足立 誠  朝日大学, 歯学部, 講師 (10468192)
江崎 伸一  名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 講師 (20620983)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
キーワード唾液腺癌 / 低酸素 / CD44 / HIF-1a / 幹細胞 / 癌 / 遺伝子
研究成果の概要

A-253細胞株、NCU-SCD1細胞株とも、CD44陽性細胞を有する割合は極めて低かった。そのため、CD44陽性細胞が十分な量が得られず、CD44陰性細胞との比較は困難であった。そこで、頭頸部扁平上皮癌を含む様々な細胞株、初代培養株を用いて、CD44陽性細胞の割合を検討した。CD44陽性細胞を多く含む細胞株は、マウスに対する腫瘍造性能も良好であり、両者に関係があることが示唆された。マウス皮下腫瘍を作成したところ、CD44陽性細胞を一部含み、接種した細胞が分化して腫瘍を形成していると考えられた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は唾液腺がん幹細胞の低酸素環境における動態を解明し腫瘍微小環境におけるがん幹細胞を標的とした治療法、治療薬開発などの臨床応用を展開することを目的とした研究である。低酸素で癌が悪性化する機序として低酸素が候補として考えられているが、低酸素で活性化される経路を解明することにより、適切な治療ターゲットの選別に寄与すると考えられる。

報告書

(5件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2022-01-27  

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