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脱分化脂肪細胞をもちいた反回神経の再生治療の開発

研究課題

研究課題/領域番号 17K11411
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 耳鼻咽喉科学
研究機関日本大学

研究代表者

石井 崇平  日本大学, 医学部, 研究医員 (80648056)

研究分担者 浅居 僚平  日本大学, 医学部, 助手 (60851095)
松本 太郎  日本大学, 医学部, 教授 (50366580)
松崎 洋海  日本大学, 医学部, 准教授 (00451328)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
キーワード反回神経 / 脱分化脂肪細胞 / 再生 / 脱文化脂肪細胞 / DFAT / 神経再生誘導管 / 過誤再生 / 再生医療
研究成果の概要

本研究は、脂肪細胞を人工的に未分化細胞へ脱分化させた脱分化脂肪細胞(DFAT)を充填したチューブを移植することで、反回神経再生治療効果を検討することを目的とした。予備実験としてI型コラーゲンゲル充填シリコンチューブを用いて、断端間距離1、3、5mmとした3群の再生実験を行った。その結果、1時的であるが全ての群において喉頭運動の回復が認められた。予備実験の結果より、5mmシリコンチューブ内にDFAT含有させたI型コラーゲンゲルを充填し、反回神経の再生を試みたが、現時点では明らかな有意差は認められなかった。今後、至適な細胞数の検討などが必要と考えられた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

現在、反回神経麻痺に対する確立した治療法はなく、新たな治療法が求められている。今回、脱分化脂肪細胞という人工的に未分化細胞へ脱分化させた細胞を用いることにより反回神経の再生効果を検討した。本研究期間では有意な結果は得られなかったが、細胞治療の検討を行うための動物モデルの作製に成功した。今後はこれを用いることで反回神経再生の研究の発展が期待できる。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] コラーゲンゲル充填シリコンチューブ架橋によるラット反回神経再生モデルの確立2018

    • 著者名/発表者名
      浅居僚平、原田英誉、風間智彦、松崎洋海、大島猛史、松本太郎
    • 学会等名
      第17回日本再生医療学会総会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 反回神経切除ラットにおける再生可能な神経欠損距離の検討2018

    • 著者名/発表者名
      浅居僚平、 松崎洋海、牧山清、大島猛史
    • 学会等名
      第30回日本喉頭科学会総会・学術講演会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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