研究課題/領域番号 |
17K11414
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 地方独立行政法人宮城県立病院機構宮城県立がんセンター(研究所) |
研究代表者 |
今井 隆之 地方独立行政法人宮城県立病院機構宮城県立がんセンター(研究所), がん幹細胞研究部, 特任研究員 (80408583)
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研究分担者 |
望月 麻衣 地方独立行政法人宮城県立病院機構宮城県立がんセンター(研究所), がん幹細胞研究部, 研究員 (40726303)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 頭頸部がん / 扁平上皮癌 / 頭頸部癌 / 頭頚部癌 / CD271 / CDKN1C / 細胞増殖 / 下咽頭癌 |
研究成果の概要 |
頭頸部がんは、近年罹患率の上昇が認められている極めて悪性度の高いがんである。私たちは、下咽頭癌におけるCD271-CDKN1C経路を探索する中で、これを治療標的とするために抗CD271抗体を作成した。作成した抗CD271抗体は、ADCC活性を持ち、in vivoで腫瘍縮小効果が得られた。これらの結果から、CD271を標的とした抗体治療が可能であることが実証できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
私たちは頭頸部がんの新規治療法確立のために、がん幹細胞マーカーであるCD271に対する抗体を作成し、治療できるか検討した。その結果、担癌マウスにおいて抗体投与群では腫瘍縮小効果を得られた。今後はさらに改善を行い、実用化を目指す。
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