研究課題/領域番号 |
17K11438
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 松本歯科大学 |
研究代表者 |
太田 浩一 松本歯科大学, 歯学部, 教授 (70262730)
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研究分担者 |
吉成 伸夫 松本歯科大学, 歯学部, 教授 (20231699)
石原 裕一 公益財団法人ライオン歯科衛生研究所(研究部研究開発室), 研究部研究開発室, 研究開発室長 (50261011)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 加齢黄斑変性 / 歯周病 / 脈絡膜新生血管 / 動脈硬化 / 外科 / 眼科 |
研究成果の概要 |
光干渉断層計および蛍光眼底造影検査等の複数の検査機器を用い、加齢黄斑変性患者147名中、典型的加齢黄斑変性50 %、ポリープ状脈絡膜血管症42 %、網膜血管状増殖8 %と分類ができた。 一方、加齢黄斑変性患者における歯周病評価項目中、bleeding on probing (BOP)率が20.4 %と対象群の6.5 %より高いことが明らかとなり、加齢黄斑変性と歯周病との関連性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
加齢黄斑変性におけるbleeding on probing (BOP)率が高いという新知見を得ることができた。ほかの歯周病評価項目はコントロール群と差がない一方、BOP率のみが高いという点は加齢黄斑変性と歯周病と両疾患の発症に共通の病態形成機序が推測され、今後の病態解析および治療につなぐことができる。また、BOP率をみることで加齢黄斑変性の疾患活動性のバイオマーカーとなる可能性がある。
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